学校長・教員あいさつ・教育目的 MESSAGE
学校長ご挨拶
患者さまの心に寄り添うプロフェッショナルの看護師に
徳島県鳴門病院附属看護専門学校
学校長 邉見 達彦
本校は昭和29年に創立され70年近い歴史を持ちます。平成25年には徳島県鳴門病院附属看護専門学校と名称を変更しました。
最近のわが国の医療は、高度先進医療導入に伴い医療技術も高度化しています。一方、少子高齢化が著しく、医療現場でも在院日数の短縮や在宅医療患者の増加、介護施設への入居者が増加しています。このような状況において看護師の役割は質、量ともにますます拡大し増加しています。
本校を目指す皆さまには入学後、深い医学的知識と確かな看護技術習得に加え、生命への尊厳と、疾病に苦しむ患者さまの心に寄り添う優しい気持ちを育み、プロフェッショナルの看護師になっていただきたいと思います。本校のスタッフもそのような方針で育成に努めます。
最新の医療知識と看護技術を通して患者さまの医療に貢献するのみならず、次の時代の保健、医療、福祉を担う人材になっていただきたいというのが私たちの願いです。
広く奥深い医療・看護の道へ向かって希望あふれる皆さまをお待ちしています。
看護師になりたい!という崇高な精神の皆さま。挑戦してください。一緒に学びましょう。
教育理念
本校は地域住民の健康の担い手として、人々が身体的、精神的、社会的に能力を最大限に発揮し、
その人らしく社会生活が営めるよう支援できる看護の実践者を育成する。
教育目的
看護師として、必要な基礎的知識、技術、態度を習得し、保健・医療・福祉の向上と地域社会に貢献できる有能な人材を育成する
・アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)
- 看護師になりたいという意志がある人
- 学習習慣が身に付いていて、主体的に学び続けられる人
- 看護を学ぶ基礎学力とこれまでの経験を基に、広い視野と向上心を持てる人
- 人に関心をもち、他者と協調して人間関係を構築できる人
- マナーやルールを守り、挨拶ができ、責任ある行動がとれる人
・ディプロマ・ポリシー(卒業認定、専門士授与の方針)
- 豊かな感性を養い、創造性を高めることができる。
- 対象を身体的、精神的、社会的側面から統一体として捉え、科学的根拠に基づいた看護が
実践できる - 対象の健康上の問題について看護チーム間での調整の役割がとれる
- 自己の看護観を明確にし、専門職業人として倫理に基づいた行動がとれる
- 環境の変化や社会の動向に関心をもち、国際的視野に立って活躍できる基盤をもつ
- 保健・医療・福祉チームにおける看護の機能、役割を認識し地域住民の福祉の向上と生活の
安定にむけて活躍できる
・カリキュラム・ポリシー(教育課程編成、実施の方針)
- 看護の対象である人間を総合的に理解でき、尊重する態度を身につける
- あらゆる健康レベルの対象や発達段階にある対象が快適な生活ができるよう、科学的思考を用いて看護が実践できる
- 保健・医療・福祉におけるチームの一員として、看護の役割を果たすことができる
- 専門職業人としての自覚を持ち、常に自己研鑽する態度を身につける
- 人間愛を基盤にした調和のとれた幅広い人間性を身につける
- 教育理念に基づき、地域住民の福祉の向上に寄与できる