「再検証対象医療機関」からの 徳島県鳴門病院の”除外”について

　このたび、厚生労働省より、昨年９月２６日に公表された再編統合の必要性について特に議論が必要な「全国４２４の公立・公的病院」について、改めて「データを精査」した結果、徳島県鳴門病院（以下「当院」という。）がその「対象から除外」される見込みであることが発表されました。

 

　昨年９月の病院名の公表につきましては、当院としても「寝耳に水」の突然のことであり、「再編・統合」という言葉が独り歩きをし、多くの皆様に「あらぬ誤解とご心配」をおかけしたところです。

 

　このたびの発表は、徳島県北部はもとより、香川県東部や兵庫県淡路地域の政策医療をも担う「中核病院」として、当院が果たすべき役割の重要性が、改めて認識された結果であると考えております。

 

　当院としては、今後とも、徳島大学病院及び徳島県立中央病院を本部とする「総合メディカルゾーン」の一翼を担う「徳島県北部の拠点病院」として、さらなる「病院機能の向上」と「持続可能な病院運営」の両立に努めて参ります。

 

　そして、地域の皆様に「より一層信頼され、期待され、愛される病院」となれるよう、設立団体である「徳島県」と一体となって、医療提供体制の充実・強化に取り組んで参る所存ですので、引き続くご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

　令和２年１月１７日

地方独立行政法人 徳島県鳴門病院
病 院 長