ヘリポート整備工事について
ヘリポート整備工事について
鳴門病院では、鳴門病院災害対策施設(ヘリポート)の建設を進めています。
このヘリポートは、南海トラフ巨大地震や中央構造線を震源とする直下型地震及び、その他の災害が発生した場合に県北部唯一の災害拠点病院としての役割を果たす上で必要不可欠なだけでなく、平時には県全体の救急医療ネットワークの一環として重篤・重症な救急患者の搬送にも貢献できるものであり、フェーズフリーの考え方に基づき、「助かる命を助ける」ための重要なハード整備事業として、令和7年5月の完成を目指して参ります。
工事期間中は何かとご迷惑をおかけいたしますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
ヘリポート整備工事に伴う外来臨時駐車場について
当院におきましてヘリポートを建設するにあたり、外来駐車場の一部が工事範囲となり駐車出来なくなりますので、下記の期間、臨時の駐車場を開設しております。ご来院の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
記
期間 令和6年5月13日~令和7年5月31日(予定)
以上
工事進捗状況
令和6年6月8日(土)午前10時よりご来賓・関係者に参加いただき、安全祈願祭及び起工式を執り行いました。
7月:杭打ち工事が始まりました
7月に入り、ヘリポート棟の杭打ち工事が始まりました。
大型重機で地下の固い地層までくい打ちをしており、今回の工事では地下約16メートルで固い地層に当たりました。
杭は全部で24本打ち込み、その上に基礎、ヘリポートの骨組みとなる柱を立てていきますが、旧鳴門病院建物の残存基礎が地中に残っていたり、歴史を感じる工事となっています。
この工事は7月下旬頃まで予定しており、完了すれば、いよいよ柱が立ち始まります。
8月:いよいよ建物工事が近づいてきました
7月中に杭打ち工事が終了し、8月は基礎工事や病院の建物に接続するブリッジ棟の建設準備工事が始まりました。
打ち込んだ杭の上にヘリポート棟の基礎を作り、その後、建物が出来上がっていきます。
ブリッジ棟はヘリポート棟と病院を繋ぐ構造物ですが、病院建物に一部加工が必要なため、工事の工程によって館内に大きな音が響く時間があります。
来院されている皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
9月:現在、基礎工事中です
8月は基礎掘削と下地のコンクリート敷設が行われていました。
工事現場は8月27日の線状降水帯で、翌朝は池のようになっていました。
水は1日で引き、9月に入ってからはヘリポート棟の基礎となる場所に鉄筋を据え付ける工事が始まっています。
まだまだ暑い日が続く中、重たい鉄筋を適切な場所に配置する作業員の方々、ありがとうございます。水分補給はしっかりとお願いします。
写真を撮影していると、ヘリポートが建つ場所がよりはっきりとわかってきました。
来院者のみなさま、近隣のみなさまには工事に伴いご不便、ご迷惑をおかけしておりますが、安全に注意して工事を進めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
10月:基礎コンクリートが完成しました
暑かった9月も終わり、順調に工事は進んでいます。
先日、基礎コンクリート打ちが終了し、型枠が撤去されました。
このあと、埋め戻しが行われ、いよいよ月末には骨組みになる鉄骨が建ち始めます。
この景色もあと少しで見納めです。
11月:毎日、鉄骨が建っていきます
11月に入り、毎日鉄骨が建っていきます。
気付くと、さっきまでなかった場所にも鉄骨が建っており、まるで雨後の筍のようです。
現在は病院棟とヘリポート棟を繋ぐ橋部分(ブリッジ棟)の工事ですが、ヘリポート棟の鉄骨が建ち始めると、道路から見える病院の雰囲気は大きく変わります。
鉄骨搬入のため、大型車の出入りが多くなっております。
近隣のみなさまにはご迷惑をおかけしておりますが、事故が無いように工事を進めて参ります。
12月:カバーがかかっていますが、、、
11月後半から建築現場にはカバーがかかっています。
外から見えない覆いの中では、コンクリート打設など工事が着々と進んでいます。
敷地東側道路からは、病院が見えなくなってしまいました。
次に覆いが取れる時は、外壁が仕上がったヘリポートの姿をご覧いただける見込みです。