看護局 NURSING
看護局理念
私たちは患者さまに最善の看護ケアを提供します
看護方針
- 私たちは患者さまの安全、安楽を第一に考え看護を実践します。
- 私たちは患者さまに快適な医療環境を整えます。
- 私たちは患者さまの意思を尊重するとともに、正しい情報を提供します。
- 私たちは自己研鑽に努め、看護の質の向上に努めます。
- 私たちは地域医療の充実と地域住民の健康のために協力します。
看護局からのメッセージ
看護局長 小坂 肇代
私達看護師は、健康を築くためになくてはならない存在です。看護師の仕事は、決して簡単ではありませんが、それは、世界で最もやりがいのある仕事のひとつでもあります。看護師は、患者さんの健康と幸福のために存在意義を感じ、患者様の生活を支える存在として大きな役割を果たしています。そして、患者様の身体的なケアだけでなく、心の健康をも支える責任があります。
看護局は、専門知識や技術を積み重ねるための全面的なサポートを行います。継続的な教育やトレーニングプログラムを提供し、医療技術やトレンドについても学ぶことができる環境や看護師のスキルを向上させるための様々な機会を提供します。看護師の仕事はチーム医療が必要です。多職種で協力し合い、情報を共有することで最高のパフォーマンスを発揮するチームを作り上げることを重要視しています。ひとりひとりの個性や経験を尊重し、お互い学び合いながら成長していける環境を作ります。看護師の仕事は時に大変なこともあります。しかし、患者さんやその家族から感謝の言葉や笑顔をもらった時には、全ての苦労が報われると感じています。
看護局の概要
看護職員数 | 看護師・助産師・保健師 305名
(うち、看護専門学校 11名、健康管理センター 7名) |
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専門資格等 | 認定看護管理者 3名 認定看護師 7名 がん化学療法看護 2名 認定看護管理者教育課程 ファーストレベル修了 44名 日本糖尿病療養指導士 2名 徳島県糖尿病療養指導士 4名 呼吸療法認定士 7名 消化器内視鏡技師 3名 透析技術認定士 2名 エキスパート助産師 1名 アドバンス助産師 1名 医療安全管理者 9名 |
看護配置 | 一般急性期 7対1 / 地域包括ケア 13対1 |
看護提供体制 | チームナーシング等 |
勤務体制 | 3交替制 |
令和6年4月1日現在
教育理念
病院理念、看護局理念に基づいた、質の高い看護ケアを安全に実践できる自立した看護師を育成する。
教育目標
- 根拠に基づいた看護ケアを安全に実践できる看護師を育成する
- 専門的知識と技術を統合し、臨床判断力に優れた看護師を育成する
- 豊かな感性と看護者としての倫理観に基づいた行動がとれる看護師を育成する
- コミュニケーション能力を高め、患者・家族・医療チーム内の人間関係を築き、調整を図ることができる看護師を育成する
- 専門職として自己研鑽できる看護師を育成する
認定看護師紹介
がん化学療法看護認定看護師
喜来 浩美、林 江里佳
がん化学療法看護認定看護師は、がん化学療法に関する最新の知識と技術を用いて多様な患者さんや家族のニーズに対応し、患者さんのQOLの維持・向上を図ると共に、がん化学療法に対する看護の質向上に貢献することを役割としています。
私たちは、抗がん剤の管理、投与中のモニタリングと対応、抗がん剤による副作用の症状マネジメント、治療中の生活相談など、がん化学療法を受ける患者さんや家族の方を対象に、直接的ケアを提供することで、安全に安心して治療を受けていただけるような看護を行っています。また看護師に対しては、がん化学療法看護に関する相談や、研修などの教育支援なども行っています。
感染管理認定看護師
富﨑 純子、山内 涼
感染防止対策を強化するために、平成26年4月に感染管理室が設置されました。専従の感染管理認定看護師が常駐しています。感染の危険から皆さん(患者さん、ご家族の方はもちろんですが、職員を含めて病院に出入りするすべての方)を守るために活動しています。関わるすべての方が正しい感染予防行動をとることが重要となります。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
主な活動
- 院内ラウンド
- サーベイランス
- 感染対策マニュアルの作成・改訂
- コンサルテーション(相談)
- 感染対策研修
- 職業感染防止対策の推進
- アウトブレイク(集団発生)の防止、発生時の対応
その他
- 地域の医療施設と連携して感染防止対策に関するカンファレンスを開催(連携に関するご相談は、感染管理室へご連絡ください)
- 相互に施設訪問を行い感染防止対策に関する評価
糖尿病看護認定看護師
廣田 美香、中野 真希
糖尿病看護認定看護師は、糖尿病と共に生活を送る患者さんや家族の方の心理的・身体的・社会的な問題を把握し、病状の悪化や合併症を起こすことなく日常生活を送っていただけるよう、包括的に支援していく役割、また院内での糖尿病看護の向上を目的とし、看護師の教育を行っていく役割があります。具体的には、患者さんの生活を薬物だけでなく食事、活動、生活の変化を踏まえ、心理状態などを考慮しながら、血糖値の管理を患者さんと共に考え、患者さんが行えるように支援します。また合併症の一つである足病変を予防できるようフットケア外来も行っています。看護師に対しては糖尿病患者支援についての相談や、研修などを行っています。今後は、糖尿病と診断されていない方にも、どのようにすれば、糖尿病を予防できるかといった、知識や方法を広める活動を行っていきたいと考えています。
集中ケア認定看護師
石川 龍一
集中ケア認定看護師は、身体情報や検査データを基に患者さんの病態変化を予測して重篤化を予防すること、廃用症候群などの二次的合併症の予防および回復のための早期リハビリテーションを実施することを役割としています。集中ケア認定看護師は、身体情報や検査データを基に患者さんの病態変化を予測して重篤化を予防すること、廃用症候群などの二次的合併症の予防および回復のための早期リハビリテーションを実施することを役割としています。
ICUという環境は、辛い病状に加えて、容体が変わっても対応出来るように壁の少ない開放的な作りであるため常に音や光に溢れています。入室したときから退院を見据えて療養上の世話をさせていただくことで、患者さんの『いたみ』を出来るだけ減らし、ICUに入室することによる副作用の予防に努め、病状の変化にいち早く気付けるよう専門的な知識を用いて継続的な看護を行います。