災害医療センター disaster medicalcenter
センター長挨拶
徳島県鳴門病院は吉野川北岸に立地する唯一の災害拠点病院であり、高速道路で京阪神地方とのアクセスも良いことから、大規模災害時に果たす役割は大きなものです。
私たち災害医療センターは令和5年4月に設置され、鳴門病院災害訓練の実施や日ごろから多種多様な訓練を実施することで「災害に対して備えをすることが身近であたりまえのことになる環境を作ること」を目指し活動を行っています。
令和7年5月には、現在工事中の病院に接続するヘリポートが完成予定であり、また、津波から病院を守り、発災後も継続して医療救護活動ができるよう津波防潮壁の建設準備も進めています。
さらに、地域(行政機関・自治振興会等)との連携、災害派遣医療チーム(DMAT)の充実・強化、職員の災害に対する意識醸成にも努めており、ハード・ソフト両面から災害対応力の一層の強化を図り、今後30年以内に70~80%で発生すると予測されている南海トラフ巨大地震に対応できるよう活動してまいります。
災害医療センター長 尾方 信也
災害医療センターの活動