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内科 INTERNAL

特色

高齢者内科疾患に対して最適医療の提供

受診患者さんの大多数を占める高齢患者さんでは、複数の臓器に障害がある場合が多く、各臓器別専門科のみの診療体制では対応が難しくなっています。

当院内科では 各臓器別専門の枠をこえて総合内科的に大きなチームで診療しており、患者さんの問題を総合的にとらえ、複数疾病の中から第一にどの疾患から治療をはじめるか、という診断治療の順序、バランスを考え最適医療を提供することを実践しています。

最適医療を提供するために、当院内科医師は全員が臓器別診療科の枠をこえて
1) 患者さんの身になって対応できる医師
2) 患者さんの問題解決に貢献する医師
3) 最新の医療知識・技術を有する医師
を目標にしています。

内科は 救急、外来、入院診療、訪問診療、研修医教育を行うため、総合内科専門医7名、消化器専門医5名、血液専門医3名、呼吸器専門医1名、アレルギー専門医1名、糖尿病専門医1名、内分泌専門医1名が在籍しており、各臓器別専門診療にも対応しています。

神経疾患

脳血管障害、脳脊髄変性疾患、筋疾患の診断・治療、CT、筋電図、末梢神経伝導速度、脳血流シンチ、3T MRI、MRAなどによる専門的診断、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症などに対する二重濾過血漿交換療法

消化管疾患

上部・下部消化管X線検査、上部消化管内視鏡検査、全大腸内視鏡検査、超音波内視鏡検査、腹部超音波検査(予約制)など

食道疾患

内視鏡的食道静脈瘤結紮術および内視鏡的食道静脈瘤硬化療法(予防的、緊急的)、早期食道癌に対する内視鏡的粘膜切除術、食道狭窄拡張術、ステント留置術

胃十二指腸疾患

出血性胃・十二指腸潰瘍に対する内視鏡的止血術、胃ポリープ切除術、食事摂取が困難な例に対する内視鏡的胃瘻造設術(PEG)、早期胃癌に対する内視鏡的粘膜切除術・粘膜下層剥離術、胃十二指腸狭窄に対するステント留置術

大腸疾患

内視鏡的止血術、内視鏡的大腸ポリープ切除術(1泊2日)、大腸早期悪性腫瘍内視鏡的粘膜切除術(1泊2日)、大腸悪性狭窄に対するステント留置術

胆道疾患

総胆管結石に対する内視鏡的乳頭括約筋切開術、内視鏡的乳頭拡張術、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ、内視鏡的胆石除去術・砕石術、悪性胆管狭窄に対する内視鏡的逆行性胆道ドレナージ、内視鏡的ステント留置術

肝疾患

肝腫瘍経皮的生検組織診断、肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術および亜区域塞栓術、経皮的エタノール注入療法、動注ポート設置による持続的・間欠的動注化学療法、放射線療法慢性肝炎診断のための肝生検、慢性B型肝炎のインターフェロン療法・核酸アナログ療法、慢性C型肝炎のインターフェロンとリバビリン・シメプレビル併用療法、難治性腹水に対する腹腔ー頸静脈シャント療法、劇症肝炎に対する血漿交換療法

血液・免疫・アレルギー疾患

貧血性疾患、出血性疾患、造血器悪性腫瘍性疾患の治療、無菌室・空気清浄器など感染予防対策下での化学療法、膠原病、骨髄腫などに対する二重濾過血漿交換療法

内分泌・代謝疾患

下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・性腺疾患の診断・治療、 糖尿病の教育入院、急性・慢性合併症の治療、インスリンポンプ療法、持続血糖モニタリング、隔週に糖尿病教室を開催、脂質異常症・痛風の治療

腎疾患

必要に応じて行う腎生検診断に基づいた治療

呼吸器疾患

呼吸器は生命の維持、運動などに必要な酸素を体内にとりいれ、エネルギー産生の過程にて産生される二酸化炭素を排出する器官です。この外界と接する組織には、肺炎、気管支喘息や、喫煙と関連する慢性閉塞性肺疾患(以前は肺気腫と言われていました)、肺癌、また、免疫異常による疾患(膠原病)など多彩な疾患がおこります。
下記のような症状がある場合は当院内科(呼吸器内科)の受診を考慮ください。
  ●検診で胸のレントゲン異常、CT異常を指摘された。
  ●3週間以上続く咳、痰あるいは血痰。
  ●歩くときに息苦しい。
  ●息を吸うと胸が痛い。
  ●喘息と言われているが、十分に良くならない。

症状がない呼吸器疾患の方もおられます。定期的に検診をうけることをお勧めします。
また症状がある場合は治るだろうと我慢せず、早めに病院を受診しましょう。

 

 診 断

診断のために、組織採取や洗浄操作にて細胞分画検査、細菌検査を行います。当院では静脈麻酔にて苦痛の少ない検査を心掛けています。

 治 療

肺がんの広がり、全身状態を考慮して放射線治療、薬物療法の単独または併用療法を行っています。また組織検査結果に基づいて従来の抗がん剤治療に加え分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤治療も行っています。 

臨床背景、画像検査、血液検査および病理検査結果を総合的に判断しステロイド治療や免疫抑制剤治療に加え、抗線維化薬治療も積極的に行っています。

間質性肺炎について

息切れに対し、薬物療法(吸入療法)の他に、呼吸器リハビリテーション指導も行っています。

吸入療法の調整、指導に加え、必要な方には、生物学的製剤の導入を行っています。

気管支喘息について

吸入指導について

特に近年増加している肺非結核性抗酸菌症に対し気管支鏡検査を含めた積極的な診断と、必要な方に多剤抗菌薬療法を行っています。