PET-CTがん検診 PET-CT
PET-CTがん検診のご案内
PET/CTとは
少量の放射能を含むブドウ糖類似薬剤(FDG)を投与し、薬が「がん」に集まる様子を撮影するPET検査と、臓器の形状を撮影できるCT検査を組み合わせ、1回の検査で両画像を重ねて表示することができます。
安全でより精度の高い診断ができるようになりました。
新世代のPET-CT装置を導入
最新鋭のドイツ、シーメンス社製のフローモーション(速度可変型寝台連続移動)を搭載したPET-CT装置を、徳島県で初めて※1 導入いたしました。
目的に応じた必要な条件を組み合わせることができ、より良い画像を得ることが可能になりました。
※1 PET/CTとしては徳島大学病院・徳島県立中央病院・徳島赤十字病院に次ぎ“県内4病院目”
何が分かるの?
- 全身の病巣診断(がん、炎症)
- 治療効果の判定、再発診断
- 腫瘍の大きさ、場所の特定、転移状況など
PET-CTの得意とする がん は?
肺がん、乳がん、子宮がん、卵巣がん、頭頸部がん、食道がん、膵がん、大腸がん、悪性リンパ腫等です。
胃がん、肝臓がん、前立腺がん等は不得手です。
検査の流れ
1.絶食
検診の6時間以上前から絶食にしてください。ただし、糖分を含まない飲み物(お茶、お水)は飲んでもかまいません。
2.FDGの注射
FDGを注射します。
3.安静
薬剤が全身に行き渡るまで、約1時間安静にします。
4.撮影
排尿後、PET-CTカメラの下で約30分安静にし、撮影します。
5.診断
専門の医師がPET-CT画像を読影し、総合的に診断します。約2週間後、書面で検査結果を送付します。
※希望がございましたら後日、診察は可能です。
注意事項
- 検査中はお一人での行動となります。寝たきりの方、トイレなどに介助が必要な方は検査をお受けできません。
- 閉所恐怖症の方は、主治医にご相談ください。
- 水分制限のある方は、あらかじめ主治医にご相談ください。
- 妊娠中の方はお受けできません。
- 検査後は、妊婦、小さな子どもさんとの接触を避けてください。
- 授乳中の方は、検査後24時間は授乳をお控えください。
- ペースメーカーを使用している方は、手帳をご持参ください。
- FDGが、がんより筋肉に集まるのを防ぐために、検査の前日と当日は、体に負担のかかる激しい運動や作業をお控えください。
- 糖尿病、高血糖の方は、主治医にご相談ください。
- 当日の血糖値が高い場合、検査精度が低下します。
検査内容・料金
検査項目 |
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PET-CT検査、血液検査(血糖のみ)、身長、体重 |
検査料金:110,000円(消費税込み) ※60歳の節目の方、当該年度に当院二日ドックを受診した方については、96,000円(消費税込み)とします。 |
オプション(腫瘍マーカーセット)検査項目 |
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男性:CEA(肺・大腸)、PSA(前立腺)、AFP(肝)、CA19-9(膵) |
女性:CEA(肺・大腸)、CA125(卵巣)、AFP(肝)、CA19-9(膵) |
オプション検査料金:6,210円(消費税込み) |
キャンセル・日時変更について
- PET-CT検査は、予約に合わせて薬剤を製造します。この薬剤は大変高価で、短時間で使用不可能となりますので、検査をキャンセルまたは日時変更を希望される場合は、必ず検査日の前日15時までにご連絡ください。
- 指定の日時までに連絡がなくキャンセルした場合、当日の血糖値が高い場合、注意事項(食事や運動制限)が守られなかったことにより、検査が中止となった場合は、キャンセル料として、49,500円(消費税込み)を頂きますので、ご了承ください。