TOP > 診療部門紹介 > 整形外科/手の外科センター

内科
循環器内科
小児科
外科
整形外科/手の外科センター
特徴
手の外科
脊椎外科
医師紹介
脳神経外科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
放射線科
麻酔科
形成外科

 整形外科は運動器(骨、関節、脊椎、神経、靱帯、筋肉など)の疾患や四肢の外傷の治療を行う専門科です。現在当院の常勤医は邉見院長を含め6名で、そのうち4名が日本整形外科学会の認定した専門医です。骨折などの外傷はもちろん、加齢による変形性疾患を含め、整形外科全般の診療をしており、なかでも日本手外科専門医、日本脊椎脊髄病学会脊椎外科指導医が各1名おり、手の外科、脊椎脊髄疾患が手術の多くを占めております。

 手の外科センターは手指の障害・外傷の治療を専門に行うところであり、徳島県内全域のみならず、徳島県外からの救急疾患、紹介患者にも対応しています。

 また当院は徳島大学病院整形外科の連携施設であり、脊椎外科、関節外科、スポーツ整形など、あらゆる整形外科疾患にも大学病院と連携して対応できるよう努力しております。

平成28年度 整形外科手術件数 1137件
主な手術 手の外科 620件
脊椎脊髄疾患 189件
大腿骨頚部骨折 147件

 整形外科、手の外科センター外来診療は紹介制、予約制です。

 

 整形外科診療の大きな柱となる手の外科、脊椎外科についてご紹介します。

 

主な対象疾患
新鮮外傷: 上肢および手指の骨折、脱臼、腱断裂、四肢・手指の切断
外傷後の陳旧例: 外傷後の組織欠損
慢性変性疾患: バネ指、変形性関節症(ヘバーデン結節、CM関節症、変形性手関節症)、絞扼性神経障害(手根管症候群、ギヨン管症候群、肘部管症候群)
特徴
 手の外科の治療は新鮮外傷と陳旧例の再建、慢性変性疾患に分けられます。上肢機能の改善のために手術治療およびその前後にハンドセラピストがリハビリテーションを行います。

新鮮外傷
上肢および手指の骨折・脱臼は手指の良好な機能を回復するようにギプス療法、手術療法もしくはその療法を用いて治療しています。
手関節の橈骨遠位端の骨折は骨粗鬆症のある方に多く、上肢の骨折の中で最も頻度が高いです。転位がある場合は積極的に手術治療を行い、早期から手関節機能の回復を目指しています。関節部まで骨折がいたっている場合は手関節鏡を用いて関節面の整復を行っています。
  【橈骨遠位端骨折に対する関節鏡視下整復】

整復前

整復後
腱の断裂には腱修復術後、ハンドセラピストの指導の下、早期より可動域訓練を開始し、手指の曲げ伸ばしをできるだけ元の位置まで回復するように治療しています。
四肢・手指の切断に対してはマイクロサージャリー技術を使って再接着術を行っています。
  【切断指の再接着】

拇指の切断

再接着術後
外傷後の陳旧例
外傷後の組織欠損例にはマイクロサージャリー技術を使って遊離複合組織移植による再建を行っています。
  【切断指に対する組織再建】
環指・小指切断に対する、第1,2趾から遊離組織移植
術後の環指・小指。優れた整容を獲得 ドナーとなった足趾の整容も問題ない
慢性変性疾患
変形性関節症やそれに付随する腱断裂に対しては関節形成術および腱移植術や腱移行術を行い、疼痛緩和や指の動きの再建を行っています。
扼性性神経障害に対して除圧術、神経剥離術、神経移行術に加え、麻痺手の機能再建には腱移行術を行っています。
  【正中神経麻痺による母指対立不全に対する再建術】

つまみ運動障害

腱移行術によるつまみ運動の再建

 

主な対象疾患
頚椎: 頚椎症性脊髄症、頚椎後縦靭帯骨化症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症
胸椎: 胸椎黄色靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、圧迫骨折
腰椎: 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症、変性すべり症、分離すべり症、圧迫骨折、椎間板性腰痛、その他
特徴
 主な脊椎手術は頚椎椎弓形成術、頚椎椎間孔拡大術、腰椎椎弓切除術、脊椎固定術などがあり、それらすべての術式は当院で対応可能です。なかでも腰椎椎間板ヘルニアに対しては内視鏡による低侵襲手術を行っています。全身麻酔で行う内視鏡下椎間板ヘルニア切除術(MED)と、さらに侵襲の小さい局所麻酔で行う経皮的内視鏡下椎間板ヘルニア切除術(PED)を行っています。椎間板性腰痛症に対して、PEDを応用したラジオ波を用いて線維輪を焼却するThermal annuloplastyも可能ですが、椎間板性腰痛症は診断が非常に重要であり、専門医による診察が必要です。

その他、高齢者の圧迫骨折後偽関節に対する経皮的バルーン椎体形成術(BKP)、棘突起間スペーサー(X-STOP)を用いた腰椎制動術などの低侵襲手術も行っています。

代表的脊椎手術
経皮的内視鏡下椎間板切除術(PED)
  手術は局所麻酔で、背部の正中から8〜10cm外側に8mmの皮切で行います。MEDよりもさらに侵襲が小さい術式であり、現在行われている腰椎椎間板ヘルニア摘出手術において最小侵襲の手術です。手術は8mmの筒を椎間板内に挿入して、内視鏡で見ながら小さな鉗子やドリルを用いて経皮的にヘルニアを摘出します。
 

内視鏡手術

8mmの筒を挿入してヘルニア切除
 

手術の傷
  後療法は腰部固定帯を装着して術後2時間より歩行可能です。翌日にドレーンを抜去して、希望があれば術後2日目に退院可能です。職場復帰は、デスクワークであれば退院後より許可しており、術後4-5日で職場復帰している場合が多く、重労働やスポーツ復帰は約6〜8週間後になります。
内視鏡下椎間板切除術(MED)
  手術は全身麻酔で、2cmの皮切で行い、18mmの筒に内視鏡のカメラを設置してカメラで鏡視しながら、ヘルニアを摘出します。手術翌日から立位歩行可能で、経過がよければ術後7〜10日前後で退院可能です。
 
  MED、PEDどちらも術前検査、ヘルニアのレベル、脱出部位により適応を決めており、すべての症例に対応できるわけではありません。
経皮的バルーン椎体形成術(BKP)
  高齢者は骨粗鬆症となるため、転倒や軽微な外傷により脊椎圧迫骨折を生じることあります。通常は約3ヶ月程度のコルセット使用による保存治療で骨癒合が得られて症状は軽快します。しかし、なかには骨がくっつかないままの偽関節という状態になり、体動時の強い痛みが残存してしまう場合があります。このような場合には低侵襲な経皮的椎体形成術の適応になります。全身麻酔で1cmの皮切2ヵ所で行います。経皮的に折れた背骨にバルーンという器具を挿入して、人工の骨セメントを注入することで、骨折した骨を安定化させます。セメントは20〜30分で固まるので翌日から歩行可能です。しかし骨折のタイプや、神経症状の有無など、すべての骨折に適応できるわけでないので、担当医に相談してください。
 

 

病院長 邉見 達彦
【資格等】
 日本整形外科学会専門医
 日本整形外科学会脊椎脊髄病医
 日本整形外科学会 リウマチ医
 日本体育協会スポーツドクター
 
 中部日本整形外科災害外科学会評議員
 中四国整形外科学会代議員
 
 徳島大学臨床教授
【所属学会】
 日本整形外科学会
 中部日本整形外科災害外科学会
 日本脊椎脊髄病学会
 日本リハビリテーション医学会
 日本股関節学会
 
整形外科部長 日比野 直仁
  【資格等】
 日本整形外科学会専門医
 日本手外科学会認定手外科専門医
 日本体育協会スポーツドクター
【所属学会】
 日本整形外科学会
 日本手外科学会
 日本マイクロサージャリー学会
【自己PR】
 手の外科を中心に診療にあたっています。手術用顕微鏡を駆使した組織欠損に対する再建なども行っております。
整形外科部長 寺井 智也
  【資格等】
 日本整形外科学会専門医
 日本整形外科学会脊椎脊髄病医
 日本脊椎脊髄病学会椎脊外科指導医
 日本体育協会スポーツドクター
【所属学会】
 日本整形外科学会
 日本脊椎脊髄病学会
 日本内視鏡低侵襲脊椎外科学会
 中部日本整形外科災害外科学会
 中国四国整形外科学会
【自己PR】
 脊椎外科を専門としております。
 患者様がわかりやすく、安心して治療がうけられるように、頑張ります。
整形外科医長 佐藤 亮祐
【資格等】
 日本整形外科学会 専門医
 日本体育協会公認スポーツ医
【所属学会】
 日本整形外科学会
 日本手外科学会
 日本リハビリテーション学会
 日本リウマチ学会
 日本マイクロサージャリー学会
 日本生化学会
 日本骨折治療学会

整形外科医員 喜多 健一郎
【資格等】
 
【所属学会】
 日本整形外科学会
 中部日本整形外科災害外科学会
 中国・四国整形外科学会
 日本脊椎脊髄病学会
【自己PR】
 
整形外科医員 M 紳悟
【資格等】
 
【所属学会】
 日本整形外科学会
【自己PR】